コクヨサプライロジスティクス株式会社

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2025.09.24

【コクヨサプライロジスティクス】 「物流×産学連携プロジェクト」初の九州エリアで始動 久留米大学×久留米運送と未来の物流を担う学生を育成する三者協働プロジェクト

カウネットを中心とするコクヨグループの物流機能を担う子会社のコクヨサプライロジスティクス株式会社(本社:大阪府大阪市/社長:若林 智樹、以下「KSL」)は、2025年度「物流×産学連携プロジェクト」を本格始動しました。これまでの首都圏・近畿エリアに加え、2025年度は新たに中部・九州エリアへ拡大し、全国4大学体制で実施します。このうち、新たな取り組みとして、久留米大学(福岡県久留米市/学長:内村 直尚)商学部・近江貴治教授ゼミおよび木下和也教授ゼミとのプロジェクトが、9月16日にキックオフを迎えました。本プロジェクトは、地域に根差した物流企業である久留米運送株式会社(本社:福岡県久留米市/代表取締役CEO:二又 茂明)との協働により、学生が物流現場の課題発見・改善提案を行う実践的な取り組みです。
メイン.jpg物流業界では人手不足や業務効率化が喫緊の課題となる中、KSLはこうした課題を解決し、未来の物流業界を担う人材を育成することを目指しています。今回のプロジェクトは、KSLの産学連携の取り組みに共感いただいた久留米運送と、久留米大学近江教授・木下教授との連携により、学生の学びと企業の成長を両立させることを目的としています。

9月16日のキックオフでは、学生たちが久留米運送株式会社みらい九州支店と、カウネット福岡物流センターを訪問。学生たちは現場へのヒアリングやピッキング体験などを通じ、物流現場の最前線を肌で感じることで業界の現状と未来をより具体的にイメージする機会となりました。

本プロジェクトでは学生に対し、「人手不足・労働環境問題」といった課題に加え、九州エリアに特化した「地域との共生」や、学生ならではの視点から物流の魅力を発信する「イメージ戦略提案」など、5つのテーマを設定しました。学生たちは、現場見学から得た知見をもとにグループごとに課題解決策の立案を進め、12月に予定されている最終報告会での発表に向けて、アイデアの創出を目指します。
リリース用集合写真.jpg■参加機関コメント
久留米大学 商学部 近江 貴治 教授
大学での講義では物流の現場を伝えるには限界があります。現場を見て体感することで、興味関心を惹起しより主体的に考える契機となり得ます。また、そこで働いている方々の話から、物流を単なる機能ではなく人が作り動かしている仕組みとして捉えられるかと思います。今回の取組はそのような意味で意義あるものかと思います。

久留米運送株式会社 社長 池田龍也 様
このたび久留米大学様、コクヨサプライロジスティクス様と共に産学連携プロジェクトを進められることを大変光栄に存じます。学生の皆さんの柔軟な発想は、物流業界の課題解決に新しい視点をもたらすと期待しています。私たちも共に学びながら、次代を担う人材育成と地域社会の発展に貢献してまいります。

■ プロジェクト概要
期間: 2025年9月~12月(4ヶ月間)
対象:久留米大学 近江ゼミ・木下ゼミ所属学生 17名
スケジュール:
2025年  
9月16日㈫    キックオフ(プロジェクト概要および今後の流れを説明/久留米運送 みらい九州支店・カウネット福岡物流センター 現場視察)
11月18日㈫    中間報告会(場所:久留米大学)
12月某日    最終報告会(場所・内容等未定)

<参考>
2025年度の産学連携の取り組みに関するリリース:
https://www.kokuyo-supplylogistics.com/news/2025/09/-2025.html

■久留米運送株式会社について
会社名:久留米運送株式会社
代表者:代表取締役CEO 二又 茂明
所在地:福岡県久留米市東櫛原町353番地
設立:昭和26年7月13日
資本金:10億円
URL:https://www.kurumeunsou.co.jp/
事業内容:
貨物自動車運送事業(特積み・一般)
貨物利用運送事業(鉄道・航空・内航)
倉庫業 産業廃棄物収集運搬業
保険代理業(損害保険・生命保険)

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